何気に落ち込んでいたから、すごくうれしかった☆
これで、長年の疑問も晴れた気がする。
さて、身体論の一つに野口三千三先生もおっしゃっている
「ほんとうの自意識は過剰になることはない」というのがある。
これを目にした時、同じ哲学をというか身体発見をされた先輩がいたことに涙したものだ。
わたし自身も自意識との葛藤を余儀なくされる競技選手から舞台活動へ転向する寸前にたどり着いた《真理》だったからだ。
実体験から生れる哲学は机上の空論とはちがう。
身体の極限(肉体的限界と精神的限界)を経験したおかげでたどり着けたけど、これはもっと日常的なモノだということもわかった。これがのちにDEEP MOVEMENTになるのだ。
昨日は朝、午後、夜とトリプルで大きな予定があって、その一つからご報告☆
先月はego ipseの日の夜に「裸足のダイヤカッター」再演があり、やむなくとはいえ自分で立てたスケジュールを呪いましたが(笑)、どうにか大成功をおさめられたのもつかの間、翌日は早朝ボーンのあと浜松公演の下見に行った直後、吐き気と頭痛と動悸に陥ったのでした。翌日には回復しましたけど。
そんな経験をしておきながら、どうしてもやりたいことが重なって、昨日は朝ラティーナスのレッスン、午後は老人施設でのダンスショー、そして、夜は初めてセッションするサックス奏者との公演でした。振り返りたくないくらい(笑)ハードでしたが、信じがたいほどのしあわせも味わいましたのでご報告いたします☆
これからはこういったことが日常茶飯事になるのだと実感します☆
身体論に話を戻します。論と言っても実体験から生まれ出た言葉しか使いませんのでご理解ください。
自意識の話。
ほんとに!
人間が持っていいい、「本当の自意識ならば過剰になることはない」
自意識過剰は、そもそも身体離れから来るものなんです。
老若男女問わず理屈屋が多い今日この頃。身体の欠落がめだちます。
一方で
今年、仲間のみんなの身体から一番感じたのは《誇り》です。
自尊心と言ってもいい。
それを感じるたびに、持っていい自意識(誇り)のことを思う。
ego ipseの時に、アツシの車いすを舞台前に手押しした時にも首の後ろから美しくはなっていた自尊心を感じました☆
いまでは、自然なタイミングでスムーズにできるようになったクロスをする寸前のことです。
そして、昨日の朝、ラティーナスのレッスンの時、
この度のカンパ公演の広報をかって出てくれた衣里ちゃんが、誇らしくチラシを掲げてくれたこともうれしかったけど、
衣里ちゃん、かよちゃん、希歩乃ちゃん(・・・あたらしくエリカちゃんが入りました!)
ラティーナスであることに誇りを持っていることがハッキリと感じられました。
かよちゃんの「ラティーナスでした」というレッスン終了のあいさつからにじみ出る誇り、衣里ちゃんは「ひびき先生のラテンダンスがいい!」とあらゆるところで宣伝してくれているので、レッスン受講者も増えています。
希歩乃ちゃんはレッスンに通うのを楽しみにしていて、雨の日も風の日もやってきます。
前回のブログに書いた出来事が起こったばかりだっただけに、涙でました。
本当の自意識は身体からしかにじみ出ないのをラティーナスが証明してくれました。
ひびき身体論。間違っていないようです。ありがとうございます☆
DEEP UNIT主催(ミーティングで満場一致で決まりました)のカンパ公演もあと二つあります!
ラティーナス同様誇りを持ってもらえたらうれしいです。
ノルウェー オスロ グルソムヘテン劇場からオファーがあり、グルソムヘテンの作品に出演します。
芸術に対する価値観が高いのは言うまでもなく、福祉と教育においてもレベルの高い国です。
ひびきみかソロ作品「神話のとびら」も公演させていただく運びとなりました。
稽古の合間を縫って、障がい者施設訪問もする予定です。
ひびきの身体を通した芸術と福祉活動が一つになる機会を得ました。
ご支援に感謝いたします。
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