現世で袖触れ合う誰もがソウルメイトであるというスピリチュアル理念?は、今日は脇において手前味噌だけど素敵なお話しをご紹介します。
競技選手時代のメインコーチャー ロレインのことは、ご存知の方もいらっしゃることでしょう。もちろんダンス界ではこの上なく有名ですが、そうでなくてもワタクシを通して彼女を知った方はたくさんいらっしゃるかと。
彼女の自伝に詩を寄せたのもついこの間のようです。
しかし年月は刻々とシビアに進んでいるようです。あれから何年経ったのでしょう。大切なダンスパートナーも他界してまるまる5年も経ちました。それでもロレインとワタクシの友情と尊敬は何年も会っていなくても変わらない。つまり歳月を感じないのです。
もうずいぶん前だけど、尊敬するコーチャーにソウルメイトといわれた時は、ホントにうれしかった。
さて、そのロレインから、9月に日本に行くことになったので会えないかとうれしいお知らせが数か月前に届いた。
ワタクシ達にとって歳月は無いに等しいのかも。久しぶり!っていう感覚もないのよね(^-^)
で、昨夜数年ぶりにお会いしたのでした。本当は食事を一緒にする予定だったのだけど、現選手たちと一緒だということで、ワタクシは遠慮したのでした。
なので、ロレインにはサプライズの面会(^_-)-☆
ハグはもちろんだけど、子どものように二人手を繋いで歩いたのでした(手をつないだ写真ほしかったわ~)
お互いの近況報告ナンテいらないわけです。疑心暗鬼もない。魂でわかるから。
魂でわかるのは現世で起きていること以外のこと。
ということで、ロレインが口にした唯一の現世のことをお話ししましょう。
「あなたが今しあわせなら、わたしはそれで充分だけど、一つだけ悲しいことがある。」と彼女は言いました。
残念ということかもしれません。
それは・・・・・
「あなたがレッスンをしないこと。」
だそうです。
これは、競技選手に対してのことです。
「ほんとのLATINを伝えられるし、グレイトなチャンピオンだったのに。」
と。
「確かに。でも、わたしはレッスンをしないわけじゃない。もちろんできる。けど、もはやダンス界にいないので審査員をしないので、習いにくる選手なんていないわよ。」というと、
「ジャッジなんて関係ない。」と。
でもね、ワタクシが現役の時は、審査員であろうがなかろうが、自分の技術を向上するため芸を磨くためなら、どんどん表に出て習いに行ったものですけどね、いまは、合理的というか以前も利害関係は多々あったと思うけどいまはもっとそれなのよね。
余裕がないのかもしれないけど、余裕って何だろう。余裕があるからレッスン受けるわけではないですよね。
自分のプライオリティだと思う。ワタクシの場合、勝ち負けも然ることながら唯一無二の表現者をめざしてもいたから。
レッスンするしない、習いに来る来ないはまあどうでもいいことなのだけど、
うれしかったのは、ワタクシのLATINをいまだ認めてくれていることなのよね。しかも、選手時代のLATINだけではなく、いまワタクシが踊っているのキューバLATINについてもその極意を教えられるのに。と言ってくれた。
もう、これで充分よね。
レスペクトって、今年ノルウェーグルソムヘテン劇場からオファーがきて参加した時もしみじみ感じたけど、外国は地位やキャリアでものを見ないのよね。芸術に対して技術に対してはシビアにレスペクトする。
それこそプロだと思った。もちろん違う思想の人はレスペクトできないかもだけど、それは別として、日本では同じ考えでも演出家と表現者の関係や自分より年下の人をレスペクトする動きはなかなかないよね。
キューバの国立民族舞踊団の先生もレスペクトしてくれたな。日本ではなかなか味わえない種類の信頼なのよね。
って、タイトルからは横道それたけど、
プロ育成はとっても得意なのよね。で、その指導の厳しさと深さは障がい者指導にも結構効き目があって効果絶大。変わりたいという願望は、自身がすでにそれを携えていることだけど、それを引き出すことが得意みたい。頑固じゃないから指導しやすい。
実はいま、ご縁あって、似て非なる他ジャンルのプロにレッスンをさせていただいてるの。
しかも人生の大先輩・・・いえ、大先輩どころか・・・・
真面目で集中力もあって流石と思う。こちらも勉強になる。お蔭で、自分のボーンもDEEPも更なる飛躍をしています。
最近は師匠を持たない、尊敬する人がいないってなことよく見聞きするけど、やはり、いくつになっても学ぶことはあるし、
尊敬する人がいること、学ぶ力があることって大切よね。ワタクシもたくさんの方々から学ばせてもらっています。
今日はなにがいいたかったのだろうか・・・(^-^;(;’∀’)
尊敬と利害は違うってことかな。。。
また今度。
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