命の日に寄せて

命の日・・・

 

今年1月に公演した「透明すぎた情熱」の創作プロセスにおいてのこと。

最初から決まっていたことがあった。言い換えればそれをやるために?公演に踏み切ったといっても過言ではないシーンがあった。

そのシーンを中心に?ずっと稽古していたのに、本番数日前に自然の流れで無しになった。

まあ、よくある話ではあるけれど、なんだかいつものそれとは違う気がした。

 

この時あらためて5年ほど前にある方を介して教えていただいたことを思い出した。

今度ばかりは素直に受け取らねば。

 

もうすぐ、何回目かの?命の日を迎えるにあたって、過去のいろいろな踊りが音楽とともに思い出され、もうすっかり踊れなくなったダンスを踊りたくなる衝動に。

 

情動に突き動かされる踊りを踊らなくなって何年になるだろう。ちょっと懐かしい。

 

そういえば、先月そっくりな人を見かけた。その瞬間わたしは「なんだ♪生きてたんじゃん!よかった!水臭いな~言ってよ!」と咄嗟に声に出しそうになった。

やれやれ・・・

 

 

わたしへの最後の言葉となったあれはまだ耳に焼き付いている。

「おまえの言っていることは真理なんだよ。だから伝わらないよ。」

 

ははは。悔しいけど、あっぱれだ。

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