前回のブログのつづき。明日に向けて・・・
「お前の言っていることは真理なんだよ。だから伝わらないよ。」
以前も取り上げたこのテーマ。
何度かお伝えしているわたしの素晴らしき元ダンスパートナーがわたしに課した言葉。
ここで彼が言った《お前の言っている真理》について、今日はあらためて考えてみたいと思う。
特別な日の前日だから。
わたしがいう真理は、自身の身体実践でもあるボーンメソッドとDEEP MOVEMENTに含まれる論理のこと。
あくまで実演を通して紐解いていく身体理論。
そこで紐解かれていることは・・・・確かに真理。
真理とは普遍的なことだから、いたってシンプルいたって簡単。
言葉で言ってしまうとわかりやすくあたり前と思うことばかり。
しかし伝わる伝わらないというのは、言葉を理解することとは真逆。
「言ってることはわかる」・・・これは伝わっていないことの代名詞でもある。
言っていることなんてわからなくたっていいんだ。むしろそのほうが伝わっていることが多い。
実感と実践。体験と体感。
実感においては「なんだこんなこと」
「なんだこんなこと」こそ真理であり、無限の可能性を秘め、あたらしい発見の源になる。
実践は、一種のツールであって、その身体で見ていく考えていく感じていくというのが本来の趣旨。
たしかに本来の趣旨は伝わっていないな。。
ああそうか。
ここまで含めて「伝わらないよ」といったのかもしれない。
伝わりっこないのを知っているとも言っていた。だからわたしみたく伝えようと躍起になる気もないというようなことを。
これこそ真理だったりして!
究極のやさしさか究極の冷たさか。
真理だから伝わらない・・・それは正解かも。
明日からまた新しい一歩。
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