言葉むなしく

最近ぜんぜん言葉が出てこない。

話せないというよりは書けない。

 

小さい時から言葉を綴ってばかりいたのに。

 

身に覚えがあるといえば、ふたつほど(ふたつも!)

ひとつは、自分の人生の大半を占めてきたある事柄が解決したあたりから言葉を書けなくなってきた。

もうひとつは、身体性が高まれま高まるほど書けなくなっているらしいこと。

 

 

それはそれはいままで熱く語ってきた。明けても暮れても夜通しでも。たくさん綴ってもきた。

身体の中のことを言葉で表現するのは難しいけれど、結構巧みにやってきた。

そうとう訓練してきたから。

 

ところがいま、むなしさが増長している。

 

過剰な言葉で必要以上に語られることや、うっかり機械的になっている日常言語のあれこれも、身体どころか心とでさえつながっていないのではないかと。

本意は陰で語るものではないような・・・

 

外向けの言葉と内向けの言葉なんてあるはずがない。

身体はいつだって内側なんだ。それを表出するのが言葉のはず。身体は表現者だけのものではなく、日常身体というかなり高度な身体動作があるではないか。

 

言葉の意味だけが身体を置き去りに歩いていくなんて・・・

 

身体で受け取ったことを言語に落とすのはいつだって難しい。

だけど気持ちを言葉に起こすのはもう少し簡単だったはず。

世の中は、気持ちを感情を身体より優位においていたではないか。

身体を無視して、感情を優位に言葉を発してきたではないか。

でも、最近どうだろう・・・・聞こえてくる言葉は空回りしているような。

意味好きなはずなのに、意味を発してすらいないような。

 

もはや虚空すら存在しなくなってしまったのか。

 

 

なーんてね(^_-)-☆

しかし、No Exitとは、うまく銘打ったものだ!

めずらしく饒舌になった。

なんかくねくね入道出てきたし(;’∀’)

ということで、今年最後の路地テアトロひびきみかソロ公演。路地テアトロスペシャル企画です!

こういうこと、もっと早くやってみたかったな~という仕上がり?です。

 

見てね!

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