路地テアトロ2月実験公演の最終稽古が終わりました。なかなか面白い試みです。こんなに地味に自分のダンスを追求していくなんて、この忙しい?世の中なかなかないのではないでしょうか。
発表を目的にするのではなく、プロセスを目的にするというのは、わたしがやってみたかったことのひとつでもあります。
実験が行われる行える・・・・というだけでもとてもありがたいことです。
そして、やたらの啓発よりも実践可能な自己との遭遇です。
表現とは、内なるものが表に現れること
表すのではなく、現れるのです。
一方、表すのなら、そうとうな技術を必要とします。そうとうです。1日何時間もの練習と何百時間もの稽古と、何千回もの実演経験が必要となるのです。しかしながらこれは、24時間そのことと向かい合っているひとにしかできないことでしょう。
ならば、内側に目を向け、啓発し、表出する方がユニークでひとつひとつの経験が実りあるものになるのではないでしょうか。
この実験にお付き合いくださるお客様にこころより感謝申し上げます。
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