不思議の国のアリス展に行ってきた。
ルイス・キャロルに惹きこまれた日々を思い出しつつ。
当時相当漁ったので、今回の展覧会は大発見は無かったけど、それでもあの時の魂の揺さぶりを思い出すには良かった。
話は飛ぶけど、この間フェリーニの81/2を見てきた。これまた過去を思い出しながらまた新しい創造への道となった。
実は、この二つわたしにとっては繋がっている。
路地テアトロで、81/4という公演を行った
のは、フェリーニの世界が脳裏にぐるぐるし始めたからだった、特に好きなのは「道化師」だけどね(^_-)-☆
で、この4連続8回公演のひとつが、後にアリスの作品となっていく。
題して「アリスの国の不思議な鏡」自分の記憶では、ふしぎの国のアリスの鏡だったのだけど、調べたらこれでした。きっと自分の思いをさらに奥へ押し込めてこのタイトルにしたのだと思う。
アリスといってももちろんルイス・キャロルの哲学・・・あまり人はこの部分について話題にしないので《ふしぎ》・・・は、いまでもしっかり自分に根付いているのだけど、ビジュアルとしては、やはりシュバンクマイエルのアリス以上に触発されたものはなく、アリス展では、わたしが持ってるシュバンクマイエルの絵本の展示もあったのでちょっと嬉しかった。シュバンクマイエルのアリスの実写映像はいまでもワクワクとよみがえる。
そこからインスパイアされて「アリスの国の不思議な鏡」となった。自分にとって《鏡》はひとつのモチーフでもあるから(かがみのとびら然り(^_^)v)。
で、変遷?は意外なところで続いていく。
この作品で使った音楽のひとつがとっても好きで、自分の作品の音楽のなかでトップを占めていた。
それが、なんでか忘れたけど(自分で決めたのだけど)今年の1月シアターΧで公演した「透明すぎた情熱」のあるシーンで使うこととなった。このシーンのあだ名は(シーンごとにあだ名がある)《くねくね入道》このネーミングにも実は深い意味があるのだけど、それはまた後日。
そんなこんなで、過去のエネルギーに触れるのがあまり好きな方じゃないのだけど、結局過去は《いま》であり《未来》でもあるから一緒なんだけどね(^_-)-☆
いま日々三つのステージの作品を個々に稽古しているけど、もう一つ最近わたしの興味を掴んで離さないテーマがやってきて研究中。これもまた大きく過去からの変遷と未来を回想(未来を回想するんだよ!)することとなる。
かなりリスキーなテーマでもあるので、勇気もいるのだが(^-^;
以上つれづれなるがゆえに、妄想の旅たのし☆
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