「湧出の途」円環シリーズ第一弾終了いたしました。
路地テアトロ初の一週間公演でもありました。
身心の特に精神の極限状態をずっと保てたこと、来年のツアーに向けて自分自身を鍛えるのにとっても良い機会でした。
そして、限定3席(+補助席)とはいえ、各回満席、みなさんとても楽しみにいらして下さり、楽しんでくださり表現者冥利に尽きました。
寄席・・・落語芸術協会が発表した通り、「社会生活の維持に必要なもの」を除く芸術活動の自粛であるなら、
路地テアトロでの公演活動も社会生活の維持に必要なものです。
まあ、もともと地道に行っている活動でしたから、宣言するまでもありませんでしたが、表現者という仕事を生業としている者にとってこの発表には元気を頂きました。
不要不急のレッテルは何を基本にしているのか本当にふしぎです。
もっといらないものもあるのに、芸術から切り捨てられていく文化の低さ。
日本はどうしてしまったのだろう。いつからかな。なんてことを先日も多ジャンルのアーティストと話していました。
いまこそ身体・・・っていうかずっと身体なんですよ。
デジタルじゃない。わたしたちの体。だけど、デジタル以上の精密さと的確さをもっている。
生身の体。それそのものを表現媒体としているわたしのような表現形態。
目撃に来てくださった方々の身体の集中力。いつでもどんな時も身体がわたしたちを繋ぎ助けてくれた。
その身体表現が、社会生活の維持に不必要なはずはない。
これからも踊り続けます。
是非目撃してください。
作品としての円環と人類または生態としての円環がどんどん混ざり合って本来の姿になっていきます。
なぜか人々が肉体を身体を忘れ始めていることへの危惧に居ても立っても居られなくて・・・
円環はパワーもアップしていきます。ぐるぐると回り続けます。
心よりお待ちしております。
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