「踊り候え」
1月22日(日)14時18時公演
路地テアトロのアクティングエリアの真ん中に古びた皮の旅行カバンがぽつんと置かれている。これだけで表現が成り立ってしまうほどこれから始まるひびきに期待が湧く。舞台で展開されているのはカバンと会話を続けるポークパイハットの不気味な女・・・ひびきの心情はカバンと共に揺れ動く・・・これはどこかで見たような・・そうだチャップリンの映画のシーンをより高い芸術的見地を拓くために編み出した非現実的動態と非現実的瞬間・・いかにもサーカスのような軽快な音楽とミンガスの都会的な物悲しさがあふれるトランペット音の中で繰り広げられる夢の世界(多分)
ひびきのフィジカルシアターに限界は感じないのだ・・・・。
(路地通信より)
ご来場ありがとうございました。新しいひびきに、驚き喜んでいただき光栄です。
今後も、昨年の一連の体験を糧に、サイコロジーを使わないフィジカルシアターの無限なる可能性を探求していきたいと存じます。目撃よろしくお願いいたします。
(ひびきみかより)
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