グルソムヘテン劇団が来日して、「猟師グラフス」の創作稽古が始まり、約3週間が経ちました。
わたしは、ラーシュ・オイノの演出は、この作品で4作目の経験となるので、あの、厳しい身体訓練も心づもりは慣れてきています。が、身体は生ものですから油断なりません(^_-)-☆
昨年LamentⅢで招聘されてから帰国後も一人で毎日やっていたので、身体感覚は覚えています。
が、一人の時はここまで長くはやっていなかったのでやはり老体にはちょっと厳しいですけど(;^_^A
しかしなんども出演させていただいているうちに、この訓練がなぜ必要なのかの本質的な理由を身に染みて理解できたので、楽しめています。
さて、今回の作品は、糸あやつり人形一糸座との共同制作ですが、この劇団もなかなか日本にはないのではないかと思うくらい身心が強い方々です。ピュアなガッツに日々感動、尊敬してます。
いつもソロで孤独との戦いだけのわたしには、とても刺激的で楽しいです。
そして何より、人形の身体と、われわれグルソムヘテン劇団のフィジカルシアターの身体が非常に共通性を持っていることも嬉しい発見です。メタフィジカル表現に人形との共演がさらに功を成して、前代未聞の作品に仕上がってしています。
どうかお見逃しの無いようお願いいたします。チケットのご予約は一糸座「猟師グラフス」特設サイトがおススメですが、こちらにご連絡いただいても承ります。
心よりお待ちしております。
ひびきみか
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