今日は休演日

やっと近況をブログにアップする余裕が出来ました。

なんだか8月からの怒涛の稽古、そして東京での公演、徹夜のパッキングからオスロ入り、

初日無事に開け、昨日は2回目の公演も無事に終えまして、やっとやっと初めて休んだような気がします。

出発前はレッスンもキャンセルしてしまい失礼しました。

気忙しいのが苦手なわたしとしては、頑張ったと思います(^◇^;)

あと12公演ありますが、今日の休暇でエネルギーチャージし、駆け抜けます(╹◡╹)♡

 

やっとカフェでくつろぎつつブログを書いてますが、今回の『猟師グラフス』出演体験においては、身体の新しい表現法を身に付けまして、帰国後の表現活動に拍車がかかりそうです。

帰国報告会をお楽しみに!

 

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2件のフィードバック

  1. いのうえただし より:

    素敵な写真をたくさん見せて頂きありがとうございます。舞台を見に行けませんでしたが、カフカの短編集を読みました。今回の作品の他、「流刑地にて」や「雑種」などいろいろ読んでみましたが、やっぱりカフカは難しい!が感想です。操り人形と言えば、私が好きな作品があります。十代のころ読んで未だに心の奥に住まわせている、シュトルムの「人形遣いのポーレ」という、これも短編ですが泣ける作品です。最近はなかなか遠出が出来なくなりましたが、Facebookやここを訪れては、なんとか繋がっているという感覚だけは持っています。オスロでのご活躍を祈っています。

  2. いのうえただし より:

    岩波書店「図書」2012年12月号に連載「木霊草霊(10)」詩人伊藤比呂美の「それぞれの秋」というエッセーがあるのを偶然見つけました。ちょっと長いのですが後半部を読んで下さい。・・・(前半略)10月の半ばにはオスロに行った。小雨が降り、ぬれた落ち葉が路面にびっしりこびりついていた。寒い寒いと言ったら、冬になったらこんなものじゃない、これは寒いではなくまだ暖かいと友人が言った。町を歩きながら、丹念に植物を見てまわったが、生き生きとした、目を引くものは何にもなかった。これが忘れかけていた「初冬」というものだった。どんなに色づいている葉も、花や穂のような目立ち方はしないのだ。公演の中に白い実が鈴なりになっていた。見覚えがある。たいていこういう寒い時期、マサチューセッツやヨーロッパのあちこちでだ。調べてみたら、シンフォリカルポス、スイカズラ科、北米原産、シンフォリは「ともに生きる」で、カルポスは「実」の意味だそうだ。小さい白い実が寒々とした風景の中で際立つ。細い茎に実が付いているので、遠目で見ると、空中にてんてんとと浮かんでいるように見える。夏の死を悼んでいるように見える。自分たちだけ残ってしまった寂しさを黙りこくって耐えておる。あとはみんなが、静かに静かに沈んでいこうとしていた。ノルウェイの森、というほどではなくノルウェイの林であるが、公園の中に生えている木たちの名前が、どれもわからないのがもどかしかった。カエデか、ニレか、ボダイジュか。どんどん落葉していく広葉の木々が、地面に届くほど枝を伸ばしていた。その枝をにぎってみたら、これから黙って、息を潜めて、数ヶ月を生きるのだという覚悟が伝わってきた。・・・以上ですが、いまオスロにいる貴女のいっときの癒やしになればと思い、これを送りました。

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