怒涛の8月・・・9月もそれっぽい

先日の、シアターΧでの公演におきまして、たくさんのご来場ありがとうございました。

これを機に、またΧ(カイ)とのご縁も深くなり、劇場での公演も増えていくと思われます。

競技選手から舞台芸術に転向して、はや15年。伝説のバレエダンサーニジンスキーからの導きで舞踏家大野一雄と出会い衝撃をうけて20年近くになります。

志も新たに舞台芸術家として、自覚を持って行きたいと心に強く思いました。心・・・いえ、身体に。

 

さて、劇場公演の一週間後に、かねてから予定していた路地テアトロでの投げ銭公演がありました。

ひびきみか完全ソロ・・・LATIN三昧ノンストップ40分踊りきりです。

当初は、公私ともにあまりにも忙しく、中止せざるを得ないかもという焦りと踊りたいという衝動の葛藤がすさまじかったのですが、

奇跡としかいいようの無い流れで無事に終えることが出来ました。

しかも大盛り上がりで。

 

公演中のわたしの身体は、すごく不思議でした。

踊っている中、あまりにも音楽が駆け巡ってきたので、エネルギーを意図的にアップしましたところ、

経験したことの無いようなグル―ヴが身体から溢れ出て、それに伴って音楽も(生演奏ではないのに)、まるで生きているかのごとく呼応して来て、もはやわたしが踊っている感じではない感覚でした。

「どんどん上がる!いくらでもパワーアップできるっ!なんじゃこりゃ~!!」みたいな。

しかもその時観客の皆さんも「わあ~!!!」と感嘆の叫びをあげたので、

もうひとりのわたしは「やはりこれは尋常ではなく他者からも見えるらしい!」

ナーンテ思いながら、そのエネルギーに身をゆだねていました。らくちんでした。

確か、まだはじまって5分も経たないうちだったと記憶しています。

その後は心地よく時が流れ、パワフルにそれでいて繊細に踊れました。

2日で仕上げたとは(暴露)思えない作品になりました。

 

最後の方に踊った、機械仕掛けのダンスも妙に盛り上がりました。これもそれこそ“自動人形”のごとく勝手に動いていましたね~。

劇場の精霊がまだわたしの身体に残っていたのでしょうか????

 

にしては、その日までのわたしは、もうパニック状態でしたけど(爆)

間に合わないとか考えないようにして、「大丈夫大丈夫」と言い聞かせながら、とにかく物理的な忙しさに翻弄されていたのですから。

創造的な忙しさなら全く問題ないのですけど、

極めて三次元的な忙しさだったもので。。。

 

とはいえ、みなさんの応援もあり、全く疲れることもなくあっという間の40分でした。

ありがとうございました!

 

この作品はもう一度踊りたいとも思っていますが、全てを路地メンバーに委ねて踊っていただきたいとも思っています。

LATINの三乗どころではない、LATIN三昧過ぎるLATINでした。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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