あらためましてご報告

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第三回目となる、障害者福祉センター企画のふしぎな友達プロジェクト。

毎年事業計画に入れて下さっているセンター長に深く感謝致します。

このような配慮はそうはないです。

 

ふしぎな友達プロジェクトは、個人で行っている活動なので資金もなければ報酬もないです。すべて手弁当のイベントです。

ですから、「そのもの」を体験するしかありません。

ダンスならダンス。畑なら畑。観るなら見る。やるならやる。

屋台が出たり、いろいろな出し物があったりということはなく、シンプルです。

 

バスツアーも、それはそれは素敵な体験ができますが、参加者から参加費はいただいています。もちろん参加費以上のご協力を農家さんから頂き、みなさんの好意のみで実現しています。

組織ではないので、わたし自身の時間をその他のことに奪われることもなく、現場で仲間のみんなと楽しいひと時を思う存分楽しめます。

ただしそこには、たくさんの無言の協力があるのです。

DanceShowであれば踊り手たちの協力、仲間のみんなを練習に連れて来てくれる親御さんや職員さんの協力。

写真撮影、ビデオ撮り、舞台設営、音楽提供・・・・

 

わたしたちの活動は、大々的な宣伝もないし、社会的に誰かに褒められることもありません。功績が評価されることもないです。それを目的にしていないからです。誰も知らないでしょう。

したがって、場合によっては一回きりしかできません。

 

経験としての財産、そして、〈いまここ〉を最高の状態に味わえるという言葉ではちょっと伝わりづらい?価値だけがわたしたちを動かしています。その経験がわたしたちの精神を豊かにしてくれるかどうかは、個々によります。

とにかくすべて自分自身・・・Ego ipse・・・・です。

センター長がつけてくれたシアター名です。的を得ていますね!!

 

 

つづける・・・という便宜上のことにもこだわってはいません。

なのにもかかわらず、ふと振り返れば続いていたことに気がつきます。

仲間も増えました。ダンスチームもたくさんできました。

レパートリーが増えた仲間もいます。

 

 

ふと、まわりをみると、仲間(仲間とはぽれぽれの仲間たちのこと)以外の顔ぶれはずいぶん変わっています。

踊り関連(ギャラリー響、路地テアトロ)もずいぶん変わりました。もちろんつづいている方々もいますが、仲間のみんなは、比較的ずっと同じ顔触れにプラスして新しい仲間が増えているのに、それを取り巻くわたしたちのメンバーはずいぶん変わっています。

これは、やはり、ひとそれぞれのプライオリティの順番行為だからではないかと思っています。

お金のことだけではありません。実績として残らないとか、ステイタスにならないとか、単に興味本位だったとか、先が見えないとか、いろいろ理由はあるようです。

どの理由も、正当だと思っています。

ひとは、自分の利にならない限り動きません。それはいけないことではありませんね。

わたしにとっての〈利〉はなんでしょう!

彼たちが好きである。好きな彼たちと一緒に踊れる。笑顔が見れる。そういう〈利〉だと感じています。

たまに、

「生活をなげうって」または「私生活を犠牲にして」

こういった活動をしていてえらいですね。と言われてしまうことがあります。。

参りますね。そうしないとできない行為なんですか?

わたしは生活をなげうってません(^^)v

私生活も犠牲にしていません(^_-)-☆

 

生きることがダンスであり、芸術であるだけです。

私生活も最優先です\(^o^)/

 

 

そんな中、この度のセンター企画では、あらたな出会いや変わらぬ協力者、別なところでは親しかった友人がはじめて、ふしぎな友達イベントに協力してくれる。などなど、ちょっと信じられないくらい、みなさんのスケジュールが合い、手を指しのべて下さる方が増えました。

こういうこともあるのですね!

またまた宇宙の采配だと言ってしまいたいくらいです(笑)

こんな奇跡はもうないんじゃないかな(^^♪

このプロジェクトは、ただ単につづけるための奔走はしないので宇宙のスケジュールに従うのみですから☆

 

その時々のみんなの、〈いま〉の実力を最大限に発揮できる演出と稽古を全身全霊で行っています。

みんなとは、仲間のみんなだけではなく、わたしもですし、ダンス協力してくれる路地メンバーもです。

 

そして、今回はそれが、ふしぎなくらい上手くいってるということ。

これが、結果的には、つづけてきたことの成果なのかもしれません。

〈スケジュール〉というものも、ひとつの何かの流れだといつも感じています。

それが、ここまで、たくさんの方々が調整できたこと、がふしぎでなりません。

 

いつもこれが最後だと思うとか思わないとかいうよりも、

いつも一回限りのイベントなのです☆

 

次はありません。再演もありません。舞台は生もの。その時しか味わえません。

 

是非是非目撃してください!

 

次号は、第一回目と第二回目のセンター企画を振り返ってみます!

 

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