第三回 障碍者福祉センター企画 ふしぎな友達プロジェクト
ダンスシアター ego ipse 大成功でした!
センター長が閉会宣言で、「来年もやりましょう!」
と言ってくださったのは、心に深く響きました。
なかなか言えることではないと思います。感謝でいっぱいです。
さて、取り急ぎご報告します。
朝の8時にスタジオで機材を積み込みし、9時過ぎから舞台設営に取り掛かりました。
路地メンバーことDEEP UNITの働きぶりは素晴らしかったです。
今回は劇場公演などで、わたしがお世話になっている舞監さんが舞台プランを作ってくださいました。当日は照明操作もしていただきました。
そのプランに従って、DEEP UNITのメンバーはフル活動で働き、時間的にかなりきつい状況でしたのに、
どうにか開演時間に間に合いました。
また本番中も各役割をこなすだけでなく、それ以上の機敏さで対応してくれました。
舞監さんもこれには驚き感心してくださいました。
みんなが緊張感を持ちながら気持ちよく仕事ができたと思います。
スタッフワークを褒められることは何よりうれしいです。
さて、本番が始まると・・・・
創造を絶する空間、盛り上がり、芸術性の高さ、グルーヴ、何もかもが最高でした。
仲間のみんなのパフォーマンスが最高潮に達しました。
本番に最高潮に至れるのはアスリート並みの精神・・・・目を見張りました。
しかも、本番ごとにグレードアップしています。例えばぽれチャチャ舞踊団のみんなは先週のセンター祭でのパフォーマンスに度肝を抜かれたばかりでしたが、さらに向上していました。
「このくらいでいいんだ。」とか「この間うまくいったから、同じようにやろう」とか
安全圏を選択する精神がないことがそういった向上を創り出すのだと思います。
芸術もアスリートも、「これでいい」
というのがない世界ですから。
そして!なんとゆうに100名を超えるご来場でした!
全く知らない者同士なのに、ダンスという共通点があって、既に以前から知っていたような、会話も交わされていました。
また、どうしてもいらっしゃれないのにも関わらず、チラシを部屋に貼って、応援してくださった方もいらっしゃいます。
あらゆる境界を越えてのシアターになりました。
わたしは、ない頭を絞りに絞って、構成台本を創り、スタッフワークのシュミレーションや役割分担
なにより自分の踊りの稽古(しかし、みんなの踊りの分もわたし自身で稽古するので)、もう前日までいっぱいいっぱい。
自分が創りあげた世界がどういうオーラを生み出すのかすべてのプログラムをわたし自身も踊ってシュミレーションします。
何があっても対応できるように自主稽古をしておくのですが、それでも本番はいろんなことが起こります。
でも、今回は、良いことしか起らなかったです♪
このたびは、それぞれが役割以上のパフォーマンスを展開してくれて、この上ないほどの出来栄えとなりました。
会議室を手作りで劇場に仕立てあげるのは、並大抵のことではできません。
また、この趣旨をどれだけの出演者が、そして観客のみなさんがくみ取ったうえで来場するのかも未知の世界でした。
一歩そこに足を踏み入れた時から、「きょうは何か違うぞ」という空間を創ることに専念しました。
スタッフのおかげで、それは大成功でした。
ぽれぽれの仲間のみんなの笑顔も一つ一つ覚えています。
緊張とグルーブの高まりは、良い舞台を創りあげるのに両方とも必要な要素です。
それを彼たちは見事にやり遂げました。
出演者全員いい踊りをしました。
最後には、観客も交えてのダンスタイムになりましたがそこでもまたたくさんのことが起こりました。
踊りだけのイベント・・・・
飲み食いもないし景品もない、ほんとうに踊りだけ。
足りないものは何もなかったです。
これでいいのではないでしょうか。
次号は親御さんの感想など。
写真など後日またご報告します。
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