先週の土曜日、日本医科大学多摩永山病院にてダンスショーをさせていただきました。
緩和委員主催のイベントで、知り合いの精神科医の先生とのつかづ離れずのよい関係の中で実現しました。
久しくお会いしていなかったのですが、志?はとても近く、芸術と病院の関係をさりげなくステキに橋渡ししていただきました。
先生方そして看護師の方々のご尽力あってこそのことだと思うのですが、
入院患者の方々が、ベットのまま、または車いすのまま、コンサート会場に入れ代わり立ち代わり来てくださいました。
わたしたちDEEP UNITのアプロ―チに笑顔で答えてくれたり、鈴を振ってくれたり、ハイタッチしてくれたり・・・・
音楽や踊りを通して交流が出来ましたこと、この上なくうれしく思っています。
また、地域の方もお越しいただき、簡単体操やふしぎな友達ダンス、コール&レスポンスにも、積極的に反応していただき
ステキな≪場≫となりました。
長きにわたり≪ダンスの力≫というものをほぼ毎日考え模索しているわたしですが、≪踊り≫というものの存在がこのように人々に響いていくことが何よりの幸せです。
音楽も同じ。特にLATIN音楽はひとびとをさりげなくそれでいて力強くしかも優しく巻き込んでいきます。
『グルーヴに乗って世界を巡る』と命名しましたこのイベント、南米を中心に静かに熱くご来場の皆様と一体になれたのでした。
アンケートでも大変好評で、わたしがモットーとしている「踊りというのは、全身を活発に動かすだけではなく、指先だけでも、瞬きだけでも、呼吸でさえもダンスである」というメッセージを心に受け取っていただけたようで光栄です。
今回素晴らしい演奏でご協力いただきましたMusica JINDAIユニットの方々ありがとうございました。
そして、積極的にこのようなイベントを企画してくださいました、日本医科大学多摩永山病院の皆様に深く御礼申し上げます。
さりげなく静かにご来場の方々の人生の一時になにかいままでと違う時空が流れていく、。このようなことがわたしは大好きです。一大イベントよりもとっても素敵で濃いような気がします。
これからも地味に地道に『踊り』という存在を運んでいこうと思っています。
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