アリスの国の不思議な鏡

この度の「アリスの国の不思議な鏡」路地テアトロ公演におきまして、たくさんのご来場ありがとうございました。

新しい表現方法に初チャレンジしてみました。

ひびきマニア?には、少しショックだったかもしれないし(笑)

ひびきスタイルが難解?で首をかしげていた方々は、少しホッとしていたようでもある。

 

いずれにしても、わたしが何年もかけて培ってきた《何か》は健在です(^^)v

 

ステキな感想が届く中、

ファックスでの感想が本日届きましてうれしいサプライズとなりました。ありがとうございます!

頂いた感想にもありましたが、もともとある物を使って異空間に仕立て上げていくところにいつもチャレンジしています。

路地テアトロ自体もそうじゃん!ごまかしききません。する気もないけど。

極力身体で勝負?したい。衣装や装置の力を借りずに。

もちろん全部は無理です。

小道具だって、あってもなくてもいいのですがマイムではないし。だからといって芝居ではないので、リアリズムにどこまでする必要があるのかも演出として課題となります。

そしてなにより、ダンスだけど普通のダンスではない。ジャンルに入らないと言われ続けて15年以上。。。。

だから、なかなか理解されないかもしれないけど(既存のものをなぞったものしか日本人は評価しない)、

 

皆無じゃない!ってのがわたしの支えです☆

 

ひとりでも感動してくれる方がいる限りはつづけたいですね~。

 

 

今回は新しい表現法にチャレンジできたこと、その一歩を勇気を持って踏み出せたことに喜びを感じています。

だからこそ、課題が山積みにもなった~。

いままでのようなストイシズムの極みを牛歩のごとく歩むアレも好きだけど。アレは、集中と修練と雑念排除の行を怠らなければ(それが難しいのだけど)、信じられるものはある。これは長い時間をかけて続けてきたからこその唯一の宝だと思っている。

今回の新表現法はそうはいかない。そうはいかないというか・・・・そのストイシズムを手放さずにプラスαを相当やらなきゃ完成しない。つまり、やることも課題も倍以上増えてしまった。

なのに、それが逆に第三者に歩み寄ることにもなっている。あ~なんて皮肉なことだろう(汗。。。)

 

そして

もうひとつ並行して始まったばかりの《旅》がある。

アフタートークでも話したけれど、エンデとキャロルを繋ぐ旅だ。

今年の上半期の公演スケジュールの狂気?は、この《旅》のせいだと思う( ;∀;)

 

そもそも1月に踊った《悦びの宴》からスタートしていたようだ。いまごろ気がついた。

 

アリス、次のミノタウロスとアリアドネで迷宮入り。なぜかその次の公演(5月)も迷宮入りです。

これ全部関連してきてます。

最初は全然そんな気していなかったのに。

 

 

 

ということで、上半期どうかお付き合い頂けましたら、わたしもみなさんもこの《謎》が紐解けるのではないかと予感していますので、お付き合いいただけますとありがたいです。

 

3月21日「ミノタウロスとアリアドネー迷宮」ひびきみか+シアターΧ共同企画

5月7日「不親切な時間」シアターΧ提携公演 役者と踊り手の異なる表現方法を駆使して、エンデ文学「鏡のなかの鏡」作品に挑む。

5月13日メメメの芽ー未生の彼方へ―(第二回)

 

いずれも、主催、企画、別々なものですが、《ひびきみか》的には、なぜか意図せずつながってしまいました。

 

どうか、この謎にお付き合いいただけましたら幸いです。ひとりでは抱えきれないわぁ~。

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