2008年にひびきみかは「ヒッポリュトス」をシアターΧ提携公演しています。
ヒッポリュトスはテセウスの子どもです。詳細は省きますが、この度のアリアドネ・・・・テセウスに恋をして同じ母の子であるミノタウロス退治に手を貸してしまうわけですが(アリアドネの糸)。
今回の作品を創るにあたって、どうしてもテセウスの話が出るわけですが、そのたびにピンと来ないというか、どうしてもひびきはスルーしてしまうのでした。そこで、「テセウスのことは嫌いみたいですね。。」とスタッフにいわれたもののなぜなのかはわからなかった。キライと言いうよりはピンとこなかっただけですけど。
そんなこんなしているうちに、過去に「ヒッポリュトス」公演をしていたことを思い出し、再びヒッポリュトス神話をのぞきましたら、まあいろいろあって父テセウスに無実の罪で破門されているわけです。
だからか!テセウス酷いヤツっていう印象があったのでしょう。
クレタ伝説でも、テセウスはミノタウロス退治に手を貸してくれたアリアドネを結局約束を破って置き去りにしたようですし。
しかし、今回の作品にはありませんが、アリアドネはテセウスに置き去りにされた後、悲しみに暮れるなかデュオニュソスにみそめられてしあわせになるようです。
ふむふむ。そして!デュオニュソス(バッカス)といえば! 舞踏によく使われるテーマです!
え?テセウスはどうなったか? 興味がわいた方は調べてみてください。
アリアドネを置き去りにしたテセウス。 フェイドらの暴言を信じてヒッポリュトスを追い出したテセウス。
約束は守り、ひとの噂をうのみにするのではなく、ちゃんと真実を確かめていかなければと思いますね。
イイ話ですね!
ミノタウロスとアリアドネー迷宮 ご来場お待ちしております!
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