シアターΧプロデューサー、芸術監督の上田美佐子女史より、
この上ないお言葉をいただき、超プレッシャーのなか作品を創っています。
しかも、今回は作品テーマ自体も難しい。
なのに、更にアウフヘーベンしなくては・・・・
踊りの神様~お願いします!!!
いつものように、音楽と踊りは別々に創っています。
わたしの妄想やヴィジョンを具現化(身体へ起こす)する段階に入った頃、音楽も出来上がりました。
そしてこれまたいつものように、まるで立体裁断・・・もっと抽象的かな・・・のごとく、妄想ヴィジョンだけを頼りに、音楽を聴きながら踊っていきます。この時点では全即興。
ギャンブル状態。降りてくる保証はどこにもありません。
ドキドキ・・・・・
そして、今回は如何に・・・・
来ました!
まだ踊りの神様に見捨てられてはいないようです☆
自動書記のごとく、体が動き、かなり大まかなプロットが出来上がりました。台本ではなく身体です。
そして、これまた×2いつものようにメモもしません。覚書も。
さあ!明日まで身体に入っているのだろうか。これまた×3ドキドキですが、必要であれば消えないはずです。
だいだいいつもこの1回目でほとんど出来上がります。
が!保証はありませんので、毎回緊張です。できないかも。とかこれで最後だ。とかモノ創りのみなさまがダダをこねる如く、わたしも例外なく。
わたしの場合は「考えない考えない」っておまじないします(笑)
先のことは考えない。大変だと考えない。やること満載なことを考えない。
ちょっと焦りがよぎった時、「考えない考えない」と言います。アレもやらねばコレもやらねばとか考えない。
いまここ思想です!いま!!!!!
もっと大変なのはこのあとなんです。降りて来れば、もう安心かといえば、全く違います。
譜面を起こすように。シーンシーンを微細に創り上げていくのです。
最初の質感を変えないようにここがけながら。勝手に動いたあの身体を紐解きながら。
なぜなら、頭で整えていくと、つまらないものになるからです。
最初に生まれた、身体からのあのなんともいえない質感は頭を使ってはぜったにできません。
頭は違うところで使います。もう少し先かな。
アンダーコントロールにいくのは、もっともっと先です。
構築したものが、こんどは、まるで自然の営みのようになるまで稽古しないと。
だんどりなんて考えずに体が動くようになるまで。
つまり、自動書記→紐解き→構築→再び自動書記の質感になるまで身体に入れ込む。
感情ナンテ入れてるヒマはありません。ドライな身体技法です。
ってな感じでしょうか。
しかししかし・・・今回はいつものプロセスのようにここまで完成したとしても、
アウフヘーベンしなくてはなりません。
これはいままでやっていなかったかも。。。。
チャレンジします。
まずは、
踊りの神様ありがとう。あすからまたよろしくです。
寝てる間もよろしくです(‘◇’)ゞ
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