新ユニットHeal Fieldが上演する作品「face」は
ひびきみかソロ「Other Stories」「方程式人間」「No Exit」を経て、完成しました。
これからも、上演と稽古を積み重ね、さらにクオリティを高めていく所存です。
さて、ひびきソロ3作品の根底にあったもの・・・つまり、何にインスパイアされ、こ3作品が生れ「face」に至ったのでしょう。
昨年わたしは、ある劇作家の著作に異常なまでに導かれました。
まさか、ここに足を踏み入れるとは、思ってもいませんでしたが、知れば知るほど没入していったのです。
もちろんこの作家のこともいくつかの作品のことも知ってはいましたが、自分の表現とは遠い存在のように感じていたから、今回のような運びになるとは夢にも思っていなかったのです。
夢にも思っていなかったことに没入し、あとでちょっと振り返った時にわかることは、やはりその少し前から宇宙の采配が起こっていたのだということ。
みなさんもそういう経験があると思いますが、実は事物はそうやって起こているのかも?!
2年前にノルウェー・グルソムヘテン劇場に招聘されて演じたことを機に、声を身体として表出する術を身につけ、フィジカルシアターの演者としてスタートを切りました。
先にあげた3作品で、セリフのような声が聞こえたと思いますが、そのセリフは、いずれもわたしがインスパイアされた作家の戯曲や小説からの引用です。
まさに、自分の身体作品にピッタリの言葉だったと。
以前より演劇に興味を持ち、芝居や映画に出演したこともありましたが、わたしのやりたい身体表現としての演劇を模索していた時だったので、この経験は大きかったです。
振り返れば、わたしが生み出して来た作品は、どれも演劇の要素が多々あったように感じます。ストーリーはないけれど・・・
そうか!演劇だったのだ。
と、腑に落ちた瞬間いままで封印していた何かが流れ込むようにわたしの中に入ってきて今回のような運びになりました。
まもなく、トレイラ―撮影のための初演を行います。
みなさまにお目にかかれますのも、もうすぐかな(^_-)-☆
わたしたちもとても楽しみにしております!
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