いろいろいろいろ

5月11日12日二日間にわたる異なる作品の舞踏公演と、その約十日後に行われたVOL VOLAREでの二日間公演。

もういろんな意味で倒れるかと思いましたが、すべて大好評で終えることが出来ました。

ありがとうございました。

路地テアトロでの舞踏二作品は、関連性が微妙にありました。特にラストシーンです。
ここ数年、あるテーマについてずっと模索していたのですが、突如前触れもなく現れました。時代の目撃者というか、もはや、ほとんど知る人もいなくなりそうな昨今、このテーマについて貴重な当事者の方に相談したこともあったのですが、なかなかお忙しく会う時間も無かったので、手段冴え全くなかったにもかかわらず、稽古中に答えが見つかったのです。そしてその答えと同時にわたし自身が表現者として挑戦してみたかった課題もクリアできてしまいました。

 

やはり、また稽古の大切さが身に沁みました。稽古を続けないと生まれない・・・しかも一人で稽古しなくては生まれないという事実を知りつつもあらためて驚愕しました。孤独じゃないと生まれない。これは身体表現だけではなく、あらゆる芸術がそうですね。

 

さて、終わった後はホッとすると同時に疲れもピークでしたが、休む暇もなく次の作品に取り掛かりました。
「Invisible Passion」神話を得意とするひびきですが、この公演でも新たな一歩を踏み出せました。新しい神話の神が登場しました。こちらは、10年近く前から思っていてなかなか表出に移せなかったテーマ(神話)でした。

空間も初めてのところでしたので、どうなるのか想像もできませんでしたが、神話はしっかり生まれました。目撃者の方々はそうとは知らずに見てくださっているのですが、だからこそ、そこに何かがあることを発見してくださったようで、新しい神話の神に注目が集まりました。もちろんプログラムにも記載してませんし、誰にも話していませんでした。いまも。

初ひびきという方も何名かいらして、近距離でのひびき身体は、VOL VOLAREでも大好評でした。昼公演の時は陽の光も差し込んできて、自然照明の効果もありました。

 

さてさて、髪が抜けるのではないかと思うほど心身(精神と身体)ともに疲労しておりましたが、無事に終わって、昨日は前々から予定していた舞台を見に行ってきました。

これがまた、わたしに新たなインスピレーションを与えてくださいました。肉体の疲れは吹っ飛びました。精神の緊張は・・・まず緩んだことが無いので、まあ肉体の疲れさえ取れれば大丈夫です。

 

舞台とは、批評にさらされる空間ではなく、インスパイアされあう空間ですよね。

知識より体験 体験より体感 身体主義 体感主義

これは、ずっと以前からのわたしのモットー(ボーンメソッドやディープムーブメントの基本理念)です。

そして、身体で感じることが人間として最も大切なことだと思います。

写真は、後日アップしますがFacebookを覗いてくだされば少し見れます!
たくさんの方が撮影に来てくださってそれぞれの方の観点が興味深いです。

 

さてさてさて、次はいよいよシアターχ国際舞台芸術祭です。
6月20日と7月9日に異なる作品で出演します。乞うご期待ください。

そして、間もなくあたらしい発表もあります。

よろしくお願いいたします。

 

 

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